2018年11月7日

速報! EICMA2018/ミラノショー・レポート Vol.2

●レポート・撮影:河野正士

 

いよいよ始まりました、2018年のEICMA/ミラノショーです。11月6日はプレスデーだったので、さまざまなメーカーが自分たちの活動報告とともに次期モデル、主に翌年2019年に発売する新型車を発表するのです。しかしタイムスケジュールには、朝9時から夕方6時までに20社がラインナップ。馬鹿でかい会場の中を行ったり来たり。スマホ内蔵の万歩計を見ると15km歩いてました……スミマセン、毎年おなじみの愚痴ですね。

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 ただ、このプレスカンファレンスのラインナップですが、昨年より増えている気がします。1カンファレンス30分がスタンダードなのですが20分というメーカーも多く、それだけスケジュールが詰め込まれていた感じ。主催者自身の営業努力もあると思いますが、それだけEICMA初日の良い時間にカンファレンスを行いたいというメーカーが多く、EICMAの重要性が増しているという証拠ではないでしょうか。

 さてさて、その20社すべては回れなかったのですが、それらのカンファレンスと車両を簡単に紹介します。人が多すぎて詳細が撮れなかった(いや人が多すぎるのとスケジュールがタイトなので最初から詳細を撮る気はないんですが……)車両やメーカーも多いのですが、それはこれから会場に行ってじっくり撮ってきて、後日レポートします。
 

■トライアンフ

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 オープニングはトライアンフ。初っぱなには、来年からエンジン供給が始まるMoto2クラスのマシンがエンジンを掛けて登場。そして新しいトライアンフのレーシング・アンバサダーに就任したジェームス・トースランドが紹介されました。続いて、先月開催されたドイツ/INTERMOT(インターモト)で発表された「1200スクランブラー」を紹介。そしてそして、ワールドプレミアの2台が紹介されました。

 最初は「BONNEVIL T120 DAIAMOND」。水冷1200ボンネのエクスクルーシブな限定モデルですね。クラシカルなエンブレムやクロームメッキパーツを多数装着しています。続いて「BONNEVIL T120 ACE」です。T120BLACKをベースにした1400台の限定モデルで、エースカフェとコラボ。オールブラックですね。うーん、来年はトラの看板である水冷ボンネをガンガン押してくるんですね。Moto2参戦とのコントラストで、ブランドの幅広い世界観をアピールする、という感じ。
 

■SUZUKI

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 INTERMOTで新型カタナを発表し注目を集めるスズキは、ブラックバージョンを発表しました。僕は新型カタナの実車を初めて見たのですが、かなり近代的ですね。フロントカウルのウインカーが、MotoGPマシンのウイングのようになっていたのは意外でした。またカスタムを施したマシンやちょっと旅を意識したようなアクセサリーが付いた車両も展示されていました。カタナにちなみ、プレゼンテーションでは、太鼓の音に合わせた居合道も披露されました。
 

■BMW

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 スズキを終えてBMWのブースに着くと、もうステージに近づくことができませんでした(スミマセン)。なのでプレゼン終了後にステージにダッシュしました。発表されたのは「F850GS ADVENTURE」「C400GT」「R1250GS ADVENTURE」「R1250R」「R1250RS」、そして「S1000RR」。各カテゴリーの新型エンジンがどんどん搭載されていくBMWの定石ですね。そして「S1000RR」を使用し、2019年にスーパーバイク世界選手権にワークス参戦を発表。ライダーはカワサキから移籍のトム・サイクス、そしてIDMなどを戦っていたマーカス・ライターベルガーです。うーん、サイクスはBMWワークスだったんですね!
 

■KAWASAKI

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 カワサキはH2のツーリングモデル、H2 SXをベースに、コーナーリングライトやフルカラーディスプレイ、大型スクリーンなどを装備するハイグレードモデルをさらに進化させた「H2 SX SE +」。SHOWA社と共同開発した、ライディングモードとリンクする電子制御サスペンションKECSを装備しています。また進化した電子制御技術を装備する「VERSYS1000」、さらに「Z400」を発表しました。ブースの規模、そこに展示するカワサキらしいプロダクト、それを期待し集まる人々。カワサキには勢いを感じます。また偶然、WSS300(スーパースポーツ300)でタイトルを獲得したアナ・カラスコ選手が通りかかったので写真を撮らせてもらいました。普通の子と変わらぬ小柄な女の子で、カワサキのシャツを着ていなかったら気づかなかったかも。
 

■HONDA

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 ホンダは欧州や北米でのスタンダードエンジンとも言える500cc並列2気筒エンジンをアップデート。中回転域でのトルクを拡大し、新型スリッパークラッチや新型エキゾーストシステムを採用。そのエンジンを搭載した「CB500F」と「CB500X」、そして「CB500R」を発表。

 また650もアップデート。パワーアップと車体の軽量化などを実現した「CB650R」「CB650F」を発表。パリモーターショーで発表された「Neo Sport Cafe Concept」は、この650Fがベースだったんですね。そして遅れて来場したため、デザインスタディモデル「CB125M」「CB125X」を見ることができませんでした。今日以降、写真を撮ってきます。でも、このホンダのデザインスタディモデル、ここ数年ずっと続いていますが、そこからの発展がないんです。で、新型車のティザー的プロモーションって訳でもない……デザインスタディモデルの目的はなんなのでしょか。僕はよく分からなくなってしまいました。
 

■INDIAN

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 INTERMOTで新型車「FTR1200」を発表してからと言うもの、俄然注目株となったインディアン。今年は、昨年と比べものにならないほど多くの人がカンファレンスに集まりました。面白いのは、そのなかに多くの他メーカー関係者が居たこと。それだけ、いまインディアンの一挙手一投足が注目されているのです。

 今回は、その「FTR1200」のバリエーションモデルというか、パッケージモデルというか、の発表でした。トラッカーシートやアクラポビッチ製ハイマウントサイレンサーなどを装着した「TRACER COLLECTION」、スポークホイールやワイドハンドル、アクラポビッチ製ハイマウントサイレンサー採用の「RALLY COLLECTION」、カーボン外装の「SPORT COLLECTION」、そしてサイドバッグやタンクバッグなどが装備される「TOUR COLLECTION」です。
 

■KTM

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 スミマセン、ブースの設計上、一部からしかブース内が見えないうえにブースまでの距離が遠く、手も足も出ず……今日撮ってきます!
 

■HUSQVERNA

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 昨年、コンセプトモデルとして発表したトラッカースタールの「SVALTPILEN701」の市販バージョンを発表。コンセプト時と、ほぼ同じスタイルですね。しかも欧州&北米でフラットトラック人気が高まりつつあるこのタイミングでの市販化はすごい。

 そしてコンセプトモデル「VITPILEN 701 AERO CONCEPT」も発表。昨年発表したVITPILEN 401 AERO CONCEPTとは、また異なる解釈のロケットカウルを装着してくるあたりがニクイ(←この表現でいいのかなぁ?)ですねぇ。またキッズ用EVモトクロッサー「EE5」、さらにEアシスト自転車ブランドとコラボした「MOUNTAIN CROSS 18」も発表しました。
 

■HARLEY-DAVIDSON

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 ハーレーのEVバイク「LIVEWIRE」の市販版が発表されるかも、とブースに行ったらベールも掛けられず、プレゼン前に展示されてました。アルミキャストフレーム、前後SHOWA製サスペンション、TFTカラーディスプレイ、7つのライディングモード(内3つはユーザー設定用)など。発売は来年春からとのことでした。またHDディーラーのカスタムコンテスト“バトル・オブ・キング”の2018年チャンピオンも発表。今年はタイのディーラーが獲得!
 

■ロイヤルエンフィールド

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 昨年、新開発の空冷2気筒エンジンを搭載するスタンダードスタイルの「INTERCEPTER650」とカフェスタイルの「GT650」を発表し、一気に注目を集めたロイヤルエンフィールド。その両車の市販が決まり価格も発表されました。「INTERCEPTER650」が5500ポンド、「GT650」が5700ポンドでした。またコンセプトモデルとして「Concept KX」を発表。1936年に発表した排気量1140ccのV型2気筒エンジン搭載モデル「KX」へのオマージュ。非常に興味深いモデルでした。あとロイヤルエンフィールドもインディアン同様、他メーカーの関係者を多く見かけました。うーん、面白いですね。
 

■プジョー・モトシクル

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 プジョーモーターサイクルから「プジョー・モトシクル」へとブランドの読み方を変更。今回は新型スクーターとEVコンセプト。またコンセプトモデルながら小排気量のモーターサイクルを展示しました。

 プレゼンでも、モーターサイクルメーカーへ回帰する、という発言もあったので、このあたりがブランドの読み方変更とかかわっているんですね。「P2x Concept」と名付けられたモーターサイクルはキャストホイール装着の300ccモデルと、スポークホイール装着の125ccモデルがあり、ともに同じボディデザイン。モダンとクラシックのミックスですね。「PULSION」は125ccスクーターで、排気量125cc。ひとクラス上のボディデザインと質感でした。
 
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 ということで、ざっくりですが、ほぼプレスカンファレンスの時系列で紹介しました。僕はこの後もしばらくミラノに残り取材を進めます。速報記事はこれでおしまいですが、少し時間を頂いてまとめ記事を造りますので、それまでお待ちください!おつきあい、ありがとうございました。
 


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