スズキ歴史館の“ここを見逃すな!

スズキの原点 高度経済成長の基礎を作った織機

織機
まずは一気に3階へ上がる。目に入るのは古めかしい織機(しょっき=機織り機=鶴の恩返しのあれのもっとすごいやつ)。30代以下の人達は、たぶん生まれて初めて見る、なんの機械なのかすら解らない人がほとんどだろう。戦前から戦後、重工業化する以前の日本経済をささえたのが繊維産業なのだ。
織機
明治、大正、そして昭和30年代後半まで日本中のあちらこちらで「がしゃんがしゃんがしゃんがしゃん」と織機が日夜はたおりを続けていた。1900年代初頭スズキのスタートは機織の製造から始まったのである(ちなみに世界のトヨタも元たどれば織機メーカーだったりする)。
織機
織機
織機
織機

敗戦から立ち直り、一回ガシャンと機械を動かせばあっという間に1万円儲かる「ガシャ万」といわれた繊維の超好景気時代もあったが、亡者必衰に例えるまでもなく、1960年代日本は重工業化へと政策転換していく。このため通産省は織機を潰すと補助金を支給したため(佐藤浩市が熱演したTBSドラマ「官僚たちの夏」を見た人なら、「あのシーンのあれか」と思い出すかも)、ほとんどの織機が解体された。ゆえに現代も残っている織機はかなり少ない。よくぞここまで集めたものだ。織機マニアならずとも心して見るべし。

なつかしの四輪たちをミニシアターで

スズライトキャリイ劇場
昭和30年代の浜松市内を巡るスズライトキャリイ劇場は、まさに「三丁目の夕陽」in浜松。昭和浜松人なら号泣間違いなし(泣けない貴方は新人類=懐)。
わが家のフロンテ
たまらなくコミカルなマイカーが家にやってきたの「わが家のフロンテ」コーナー。ブロック塀からの覗き見というスタイルもセンスバツグン! 細かい演出も涙もの。
フロンテSS
アルト
X90
いにしえのスズキ四輪モデルも充実。今でも人気の2ストジムニーはもちろん、47万円という低価格で一世を風靡したアルト(写真中)、本格派セダンフロンテ800、フロンテハッチ、イタリアで750kmの実走テストを行ない平均時速122.4Km/h!をマークしたフロンテSSの実車(写真左)、1970年大阪の万博で使われた電気自動車、X90(写真右 しかもとんでもなくレアな純正スキーキャリア付き)なんて超稀少モデルまであります。

多分ここでしか見られない!? スーパー激レア展示

激レア展示
実は自転車も生産していた事実を知っている人はかなりのスズキマニア。1972年から販売を開始、日本初のオフモデル(今でいうMXモデル)のバンクルや当時大流行した高級スポーツサイクルを開発。Sマーク入りのこの2台とCCI坊やが揃うのは世界広しといえどたぶんここだけ。
CCI(2ストの分離給油)をPRするためのマスコットがその名もCCI坊や。今流行のゆるキャラなんぞぶっ飛ばす昭和の真面目キャラ。当時のCMを濱矢文夫が熱演するお宝画像をご堪能ください。 ※スタートボタン通すと動画を見ることが出来ます。見られない場合はYouTubeで直接ご覧ください。

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