第2回モンキーミーティングin多摩 乗って嬉しい、イジって愉しい。

全国各地からモンキーファンが一気に集結したモンキーミーティング。ホンダのモンキーユーザーに親睦交流を目的とした個人が主催するイベントで、水平シリンダーエンジン搭載車両を参加条件としている。ゆえにモンキーミーティングとあるが、ゴリラやダックス、シャリイやカブなども参加しており、会場を多いに賑わせているのだった。

 

●取材・撮影──杉沼えりか
●日時:2014年4月29日(火)昭和の日
●場所:東京サマーランド
●主催:モンキーミーティング運営事務局 

 今回で2回目となったモンキーミーティングだが、実質は7回目の開催だ。この2回というのは開催場所が東京サマーランドに移ってからのカウントで、もともとは多摩テックで開催されていた。主催しているのはCub工房()代表の中島さん。ホンダバイクの販売のほか、カブのドレスアップパーツやチューンアップをバックアップしてくれるショップだ。そんな彼が何故イベントを開催してくれているかというと、ホンダ車への愛に他ならない。裏方に徹しているゆえ、ご存知ない方のためにもここで彼のメッセージを残しておきたい。

「モンキーはホンダの熊本製作所で手づくりで作られているんです。今や中国生産が多いなか、日本でつくられているのも嬉しいし、未だにホイールは鉄チン。レストアしやすいし、永く乗れるバイクなんです。イベントでは自走で北海道から走ってくる人もいたりして、走れる喜びもある。そんな良さを広げていきたいんですよね」

 開催場所の“多摩”は、多摩テックに由来している。モンキーの元祖が多摩テックで子どもの遊具として採用されていたのに因んでいるのだ。それに開催日は多摩テックのオープン日であるという5月1日に近いGWの祭日である4月29日に開催というコダワリ(リニューアルオープンは10月1日)。現在、多摩テックは閉園してしまったが、その部分を継ぎたいという想いから“多摩”で開催しているという。

 会場に入るとカラフルなミニバイクが一挙に集結し、どこから見てまわろうかと目移りしてしまうほど魅力的なバイクが並んでいた。遠くは青森から来ている人もおり、自走で来る者もいればトランポに積んで来る者など178台が集まった。コダワリのカスタマイズを施したミニバイクをじっくり見て回る者や、友人との久々の再会で語らう者もいた。

 モンキーの歴史は旧く、1961年に産声を挙げた。なんと今から半世紀以上も前である。そんな今となっては稀少なバイクが会場には並んでいたり、中〜大型排気量のバイクの外装をモンキーに落とし込んだカスタム車や、アメリカ車の雰囲気をペイントで再現したスタイルなど、多様なスタイルで遊べるのがミニバイクの魅力だ。それにハンドルを折り畳むと、すっぽりとクルマに収まってしまうコンパクトさは、おもちゃ感覚で所有することができ、バイクに興味がない人が見てもにっこりと微笑んでしまうような陽気さと可愛らしさが詰まったバイクだ。そんなバイクを愛でる人たちが集結した今回のイベント。未来永劫続いていって欲しいと心から願うばかりである。

斉藤正一さん
モンキーをベースにあのCB750フォアを忠実に再現! 一番のお気に入りはスポークリムとのことで、リムはCRF50を流用。タンクはゴリラのものを加工し、シートはワンオフ。4本出しマフラーやキャンディレッドがノスタルジーを感じる一台に仕上がっている。
市川さん
市川さんはゼファー1100を所有しており、息子さんが所有していたというゴールドモンキーをミニゼファーにカスタム(もちろん、カラーリングも一緒!)。ゼファーイベントに持っていったら大好評だったとのこと。シートテールは5cmカットするなど細かなサイズ感がポイント。
山本浩さん
『街中をスマートに野山を楽しく駆けめぐるレジャーバイク』として開発された1971年のZ50-Aを所有する山本さん。当時のパンフレットを見た時にこのバイクが欲しいと強く想い、1年ほど前に購入。当時のオプションパーツも付けられており、今にない魅力がたっぷり詰まっている。
高松 源さん
1964年製のZ100を所有。他にもミニバイクを多数所有しており、C100、C102(スーパーカブ)、CS65、CS90のほか、大型はGPZ900Rを所有。ちなみに他にもまだまだ持っており、今回のイベントに持ち込んだバイクは以前からずっと狙っており1年前に購入したという。
Kさん
高松さんと友人関係にあり、前日の夜中2時までセッティングを出していたという。所有しているのは1967年のモンキーのZ50M。スローニードルの調整で何とか40〜50Km/hのスピードが出るようになり満足の様子。今はない5インチホイールがキュートだ。
中川さん
メッキ×グラフィックが会場中でも目立っていたダックス。よく見るとペーズリー柄になっているのがお分かりいただけるだろうか? もともとアメリカ車に乗っており、ローライダーな雰囲気をダックスに落とし込んだスタイルに仕上げている。ちなみに他にもGT380やKHなどを所有しているのもユニークだ。
秋山雄雅さん(エイプ)、中島翔さん(ゴリラ)、大平俵雅さん(ダックス)
今回のイベントが開催された場所にほど近いところにお住まいの3人は皆、地元の仲間。秋山さんのエイプはお父様と一緒に乗っている。大平さんのダックスは武川のエンジンに載せ替え88ccにボアアップ。中島さんはこの他にもJAZZやJADEを所有するバイク好きだ。
男塾2代目さん
テーマは「ネジネジ!」とのことでびっくりするくらい全体がツイストされたダックス。ラメペイントは何層にも塗られているので深みのある色になっていたり、ブレーキペダルはマーシャルのネコのワンオフ製作やプルバックされたネジネジハンドルなど見所いっぱいのカスタムで会場を楽しませていた。
今回のモンキーミーティングの主催者である中島さん。彼のおかげでイベントが成り立っているのを忘れてはいけない。また、カフェカブパーティー主催者でもあり、近くだと第11回カフェカブパーティーin京都を6月15日(日)に京都市梅小路公園で開催予定だ。
コンテストでは最遠来参加賞、最年長参加賞、最年少参加賞、レディース賞、クラシック賞、ブリヂストン賞、キタコ賞の他、人気投票1位〜6位が発表された。各賞を受賞された皆様、おめでとうございます!
コンテスト表彰者
最遠来参加賞/#49佐野克彦さん(青森県)・最年長参加賞/#130小山正人さん(63歳)・最年少参加賞/#52関根英司さん(3歳)・レディース賞/#51田中茉莉さん・クラシック賞/#58瀬川良樹さんZ11(最初の多摩テックモンキーのレプリカ)・ブリヂストン賞/#155秋山雄雅さん・キタコ賞/#149高砂克巳さん


人気投票6位/#48中川隆太さん・#61古河 薫さん・#91今井浩一さん・#111金子朋三郎さん・#121斉藤秀樹さん
人気投票5位/#1久保川典樹さん・#45岩田 弘さん・#112遠藤猛司さん
人気投票4位/#54峠 和成さん・#60瀬川良樹さん・#62山下祐一さん
人気投票3位/#92大野敏幸さん・#106大屋 新さん
人気投票2位/#135斉藤正一さん・#158浦上貴男さん
人気投票1位/#12加藤 清さん
どれもキレイに仕上げられていて、デザインされた「6インチ倶楽部」の看板が会場で目立っていた。オリジナルのTシャツを着用している人もいた。 今、話題となっているくまモンのモンキーが展示されていた。計画台数をはるかに超える注文が殺到しており、人気上昇中! ちなみに赤いキュートなホイールはくまモンのほっぺたをイメージしているって知ってました? 愛車と一緒に当時のオリジナルのパンフレットを持参している人もいた。バイクはカッコつける乗り物でもあるけれど、こうして当時のカタログのようにゆる〜く、ゆるゆるに乗るのもバイクの楽しみなのだ。
レディース賞を受賞した“まりたん”こと田中茉莉さんは、4MINIの専門雑誌であるモトモト編集部員。彼女の愛車は80年代を彷彿とさせる色合いが可愛らしく、女性らしいスタイル! タンクが立体的にデザインされたミニ。シートはワニ柄でマフラーは星の筒状に…! 色といい、デザインといい、お目立ち度満点! こうしてホンダのニューマシンに乗ることも出来た。他にクロスカブやズーマーXなどもあり、会場でアプローチをしていた。イベント会場に置いてあると気軽に試乗できるのがいい。

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