1都2府16県を駆け巡ったホンダ・クロスカブとピンキー大統領の愉快な夏休み!ALL SUMMER LONG(後編)

こんにちは! 原付二種(G2)の理想郷を目指すG2連邦・大統領、ピンキー高橋です。 クロスカブとの夏休み・後編です。今年も異常気象的な夏でしたが、私にとって、また素晴らしい思い出を作ることができた夏でもありました。すでに季節は秋になろうとしていますが“Miniature golf and Hondas in the hills~♪”ってな気分でクロスカブと共に駆け抜けた、いつまでも続いてほしかった夏の出来事をご報告。

 

●報告・撮影:ピンキー高橋
●問:Honda お客様相談センター TEL 0120-112010
http://www.honda.co.jp/motor/

●4日目:東広島~岡山 321.8km

 この日は東広島をスタートし、四国に渡ってから再び本州へ戻るという、瀬戸内海沿いにぐるりと左回りするルート。相変わらず天気も良く、東京を出発してからまだ本格的な雨に遭遇しておりません。まずは国道2号線を使って尾道へ。尾道からは「しまなみ海道」を使って瀬戸内海に浮かぶ島々を渡りながら、タオルで有名な愛媛・今治に上陸します。

 今から25年近く前、夏休みを利用してクルマで愛媛に行ったことがありました。その時、近い将来は愛媛・今治と広島・尾道を結ぶ道が出来るみたいなハナシを耳に。当時、なんか夢のような計画だなぁと思った記憶があります(すでに岡山と香川を結ぶ瀬戸大橋は完成していましたが)。そんな夢の道を今、クロスカブと共に前にしています。今回のロングランのハイライトと言えるでしょう!

 ご承知の通り、しまなみ海道は自動車専用道路の「西瀬戸自動車道」とは別に、歩行者や自転車が通行可能な、島と島を結ぶ専用道路(橋)があります。この道、125cc以下のバイクは走行可能で、今回はコイツを使ってクロスカブと四国に渡るのです。ちなみに、しまなみ海道として本州と四国が一本につながったのは今から7年前の2006年。以前から一度通ってみたいと思っていたのですが、やっと念願が叶いました。

 まずは尾道の街から向島(むかいしま)へ。向島へは一般道の尾道大橋(国道317号線)を通って渡ることができるのですが、案内が分かりづらく、ここまで辿りつくのに少々時間をロス。向島から因島(いんのしま)へは因島大橋を渡るのですが、ここから西瀬戸自動車道下部の専用道路を走ることになります。自転車や原付がメインということもあって入口もこじんまりとしており、まるで仰々しい雰囲気はありません。

 入口までは道路に書かれた「↑今治○km」という案内を頼りにたどり着きました。道幅も広くなく、自転車と共用して走るのでスピードは出せません。でも、原付バイクにとって本州と四国を自走して渡ることができる唯一の道。なんか新鮮な感覚です。渡りきると無人の料金所があり、50円を料金箱に入れるという徴収システムになっています。反対側からは大阪・堺からやってきたという原二に乗った3人組みがやって来てお互い、記念撮影。そして因島に上陸となりました。

 週末は本州から四国、四国から本州へとサイクリングが盛んなコースらしく、道路には分かり易い青いラインが引かれており、瀬戸内海に浮かぶ風光明媚でのどかな島を観光することができます。こんな感じで生口島(いくちじま)、愛媛県に入って大三島(おおみしま)、塩でお馴染みの伯方島(はかたじま)、大島(おおしま)を経て四国上陸となります。

 正に、しまなみ海道&周辺の島々は原二パラダイス! 天気が良かったおかげで遠くの景色まで眺めることができ、海の色もキレイだし風が気持ちいい。スケジュールの都合で一気に走り抜けてしまった感がありますが、いずれ途中の島々をゆっくりと観光してみたいと思った次第であります。

※以下写真をクリックすると違う写真が見られます。
向島側の因島大橋入口。連休初日、しかも好天とあって自転車が多かったです。因島大橋は自動車専用道路の下を走ります。通行料は来島海峡大橋まで全ての橋を利用して500円ほど。 距離にして約100km、時間にして6時間ほど四国を走りました。瀬戸内海は穏やかな印象。香川県の讃岐富士(飯野山)、地元のおじいさんによると丸亀側から見たほうがイイ形だとか。
因島大橋の料金所にて、堺から来たという3人組の原二マシンとお互い記念撮影。因島では元気良く働いていたクロスカブの兄弟に遭遇しました。 橋を渡っていると、思わず飛び込みたくなる美しい海や島をいっぱい見ることができます。因島大橋以外は自動車専用道路と並行して走ります。対面通行です。 橋によっては歩行者・自転車と原付がそれぞれ独立した道になっています。伯方橋・大島大橋からは主催の無人島パーティー会場となる見近島へ降りることができます。 大島の駐在所前にて。交通安全運動中のクマさんが乗っているのはモンキーのトライク! 今治の街に到着したのは14時過ぎでした。たまたま通ったところにあったお城の前にて記念撮影。

 なんだかんだで今治の街に着いたのは14時過ぎ。まずは香川県の県庁所在地・高松に向かいます。西条からは国道11号線へ。西日が強烈な、まだまだ暑い時間帯で、交通の流れもイマイチという状況にヘロヘロとなりながら、日没頃にはどうにか高松の街へ。ここからフェリーに乗り、再び本州へ。岡山の宇野港までは1時間ほどのクルーズで、束の間のゆったり気分。この日、ゴールの岡山市内までの時間の予想がつかず、どうなることかと思いましたが、22時頃までに到着しそうなことがわかり一安心。原付クラスのバイクだと、航行1時間ほどのフェリーなら料金もお手頃でいいですね。また違った旅気分も味わえるし。

瀬戸内海にくるりと背を向けると平野と山々が広がる四国の風景。社会科で、瀬戸内は冬も温暖な気候だと習った記憶あり。山の向こうは高知県。 カブだけに、四国中央市土居町の蕪崎(かぶらさき)で記念撮影。何でもピンキー大統領の高橋家の先祖が眠る地でもあるそうです。 香川・高松にて、フェリー乗船前にうどんで腹ごしらえ。つーか、この日の超遅い昼食です。イカゲソ、大きすぎませんか!? 高松港と岡山・宇野港を結ぶ四国フェリーで本州へリターン。大人1名と原付で1,370円。所要時間は約1時間です。宇高国道フェリーは運休になったんですね。

●5日目:岡山~美作(岡山国際サーキット) 119.6km

 え? もう5日目!? って感じでした。かれこれ1,500kmほど走っているのですが、まったくそんな気がしません。この感覚、一般道で色んな景色や風土、文化に触れることができる(というか、触れざるを得ない)原二ならではじゃないでしょうか? 今まで何度も原二でロングランしてますけど、いつもそう思います。

 この日は毎回恒例となっているイベントに遊びに行くため、美作の岡山国際サーキットへ。なので、岡山市内からは目と鼻の先のようなもの。今回はクロスカブでなるべく多くの距離を走りたいため、岡山市内から北上し、津山経由の遠回りで岡山国際入り。走行距離は119.6kmでした。

 別名「大統領歓迎イベント」と呼ばれる催しには、以来2年ぶり。あの時、発売直前の大径タイヤ・スクーターということで、クルマがメインのイベントながらそこそこ目を引いていましたっけ。が、今回乗りつけたクロスカブ、反応がまるで違いました。鮮やかなイエローをまとった風変わりなスーパーカブということで、バイクの横に立っていると色んな方々に声をかけられました。中にはもちろんバイク好きな人も居たりして、跨ったり細部を覗き込んだり、とても気になっている様子。すでに発売されているモデルと知って驚いている人もいました。人々に身近なスーパーカブ系のモデルって、やはり注目度高いんですね。

「え! ここまで自走で来たの?」と驚かれた時は、注目を浴びるクロスカブ共々、鼻高々だったのは言うまでもありません。

5日目、岡山市内を出発。この日は美作の岡山国際サーキットで開催された通称「大統領歓迎イベント」に参加。LFA、XK-Fの高級スポーツカーより、ココまで1500km以上を共にしてきたクロスカブの方がずっと愛おしい。 家族と共にイベントに参加していた19歳の青年が熱心にクロスカブを観察。何でも最近カブ110(JA07)を手に入れたそうで、よく見たらTシャツもルノーからカブへ衣替えしてた!(笑) お父さんはもっと大きなバイク乗りだそうです。
「大統領歓迎イベント」を開催してくれた自動車雑誌の佐藤編集長とのショット。イベントの本当の模様はTipo9月号を参照ください。(撮影:桧井保孝) 最近、黄色いモンキーを手に入れたというレーシング・ドライバーの握手に応じるピンキー大統領。毎年、ニュルブルクリンク24時間レースに参戦しているらしい。AMAZING! ケータハムカーズのジャスティンさんはクロスカブに大興奮! 翌日、雨の中をスーパー7で九州に向かっていきましたが、同じ気象条件ならクロスカブの方が快適だったと思います……。 ZX-14Rオーナーでもあるルノー・ジャポンのブレンさんは、初めて乗る自動遠心クラッチバイクを楽しんでました。何より、クロスカブの色が気に入った様子。あ~、なるほど……。
クロスカブはクルマのイベント会場でも注目度高かったです。とても身近に感じる存在なのかもしれません。中にはCT110オーナーの方もいらっしゃいました。

●●6日目:美作~四日市 352.4km<br />

 遂に雨、降り始めました。2年前、Dio110でロングランした時も、東京を出発してからずっといい天気だったのに、岡山国際サーキットを出発する朝、雨に降られたのでした……。最も私、これまで雨の中をレッグシールド付きのバイクで走ったことがないので、その効果を知るには絶好の機会でもあります。で、覚悟を決め、雨の中をいざ東へ。4日ぶりの兵庫県に入っても、雨脚は弱まるどころか強くなる一方、ちょうど前線と一緒に走っているようです。進路の先は明るいんですけどねぇ。

 この日は7月の連休最終日ということもあり、生憎の天候にも関わらず交通量多し。13時過ぎにたどり着いた神戸の街も他県ナンバーのクルマでごった返し、雨脚も変わらず、テンションはイマイチ上がらず……。

 ココまでずっと雨の中を走ってきましたが、スーパーカブ110とはサイズもパターンも異なるタイヤに不安は感じられませんでした。スクーターとは異なり地面は丸見えですが、レッグシールドの雨よけ効果も高いですね。クロスカブは社外カスタマイズパーツでレッグシールドのレスキットみたいなものも用意されており、とてもスタイリッシュでいいなと思いますが、個人的にはレッグシールド付きスタイルの方がいいかな? 50年ほど前に日本で販売されたハンターカブもレッグシールド付きでしたしね。

6日目はスタートから雨。姫路から加古川にかけて、対面通行区間の多い国道2号は流れが悪い印象があるので山側(北側)の県道を走行。神戸に着いたのは13時過ぎでした。 通天閣の下で雨宿り、ではありません。ちょうどこのあたりで雨が止みました。連休最終日ということもあり賑わってます。国道369号線は快適な道でした。

 この日のゴールは三重県の四日市。国道43号線で大阪に入り、奈良からは国道165号線で久居に入るのが普通のルートだと思いますが、国道369号線で松阪に入るルートを選択。交通量が少なく、走りやすい山道でした。クロスカブ、ワインディングロードではワイドめのハンドルバーが車体の抑えに効果があるようで安心感あります。オフ車でオンロードを攻めているような感覚でしょうか? 意外や痛快です!

 松阪の街から先は国道23号線に入り、あとは一気に四日市へ。鈴鹿を過ぎたあたりだったと思いますが、前をドリーム50が快走。コチラはカブとは言え、原二ですから余裕でチギれるかと思いきや中々差が詰まりません。信号待ちで聞いてみると、リミッターを解除しているだけとか。クロスカブの半分以下の排気量ながらDOHC4バルブ・ヘッドは侮れないようです。「コレ、出たばかりのバイクですよね」と、見た感じ伊藤英明似のオーナーさんもコチラが気になっていた様子でした。

大阪の国道43号線を走行中、ガード下でちょっと休憩。偶然にもソコは交通科学博物館前でした。来年4月、52年間の営業を終了するそうです。クロスカブは裏路地とかでも絵になりますね。 奈良県葛城市の竹内交差点でカッパを脱ぎました。進行方向には厚い雲も見えますが……。桜井市の定食屋でこの日初めての食事をとり、一息ついたところで山を越え、三重県を目指します。 奈良県宇陀市の国道369号線上にて。しばらく山道が続き、燃料計がレッドゾーンを振り切りちょっとヒヤヒヤしましたが、松阪市に入って安心したら「もうちょっと引っ張ってみようか?」と欲が。 最初のガソリンスタンドを通過して300mほど走ったあたりでしょうか、ガス欠症状が! こりゃヤバいと通過したGSに引き返しました。給油量は4.35L。タンク容量より0.05L多く入りました……。

●最終目:四日市~東京 520.4km <br />

 クロスカブとのロングランも最終日ということで気を引き締めて出発しますが、リアからグニャッとした感覚が。恐れていたことが起きました。パンクです。困った。まずは押しながら国道1号線沿いのガソリンスタンドで空気を多めに入れてもらい、バイク屋さん探し。10キロほど走ったところでドリーム店発見、助かった! 今まで何度かロングランしてきましたがパンクは初めて。というかパンク自体、10年に1度あるかないかって感じなので、いざ遭遇すると焦ります。前日に走った山奥とかでパンクしなくて良かったなと思います。

 時間はロスしましたが、あとは自宅…いや大統領官邸、通称・ピンクハウスに戻るだけなので、オシリの時間を気にする必要はありません。よって、今まで訪れたことのない知多半島経由のルートを。

 国道1号から再び国道23号線にスイッチ。さらに国道247号を目指したのですが、自動車専用道路のバイパスだったり、ちょっと迷いながら羽豆岬に到着したのは15時半になっていました。ここから東京まで、まだまだ距離はあります。しかし原二ゆえ、ずっと一般道を走っていくしかありません。でも、これまでの経験からか、焦りはありません。淡々と走っていればいつか目的地には到着するのですから。原二で旅をしていると、人間一皮剥けるのかもしれませんね。

知多半島の羽豆岬にて。暑さによる疲れか、鳥居近くにいた茶トラはまるで警戒する様子なし。 せっかくなので世界文化遺産となった三保の松原に寄ってみました。真っ暗なので何だかよくわかりませんが……。あと、渋谷公会堂にも。その意味はご想像にお任せいたします。
最終日の出発時、パンクで出鼻をくじかれる。センタースタンドをかけ、タイヤを回してみても何か刺さっているようなものは見当たりません。悪戯? そのような痕跡もなし……。 ホンダドリーム四日市さんに駆け込み修理。チューブを外してみると、針のように細い金属が刺さってました。パッチを貼って修理かと思いきや、バイクはチューブ交換なんですね。 パンクで時間をロスしたものの、せっかくなので知多半島を一周。遠くに見えるのは島か? それとも伊良湖岬か? 国道1号の藤枝バイパスと静清バイパスの一部区間は自動車専用道路のため、途中で国道150号線にスイッチ。深夜2時過ぎ、クロスカブとのグレートジャーニーは終焉を……。

 陽が傾きはじめた蒲郡で給油。国道23号バイパスが知らぬ間に伸びていたおかげで、豊橋市街をパスすることができ、静岡との県境まで一気に進むことができたのには驚きでした。クロスカブは他の交通の流れに遜色ないスピードで流れていきます。浜松市内を19時頃通過。ここから先もしばらく流れの速いバイパス区間。クロスカブが想像以上にいい走りをしてくれたおかげで、一気に距離を稼ぐことができました。沼津では最後の給油。東京まであと100km弱ありますが、ここまで来ると、もうゴールはすぐそこって感じになります。

 沼津からは国道246号線で御殿場までの長い上り坂を経て、厚木を通って多摩川渡って東京入り! ピンクハウスには深夜2時過ぎに無事帰還することができました。渋谷を経由して距離調整を行ったことで、総走行距離は2,500(.6)kmとなりました。東京、神奈川、山梨、長野、岐阜、福井、京都、兵庫、鳥取、島根、広島、愛媛、香川、岡山、大阪、奈良、三重、愛知、静岡の1都2府16県走破です! ふぅ……。前回触れました、シフトミスに対する懸念ですが、2,500km中、3回に留めました。約830kmに1回の割合です。世界のカブに対する苦手意識は多少克服されたようでちょっと嬉しいです。


●走行距離2,500km、平均燃費58.11km/L<br />

 燃費について。今回のロングランの総走行距離2,500.7km(スタート前の給油~ゴール直前の給油)に対し給油量は43.03L。平均燃費は58.11km/Lという結果でした(満タン法)。タンク容量が4.3Lと比較的少ないため誤差もあると思われるのであくまで参考データですが、最も燃費が良かった区間は広島・尾道~香川・丸亀間214kmの3.38L、63.31km/L、最低燃費は静岡・沼津~東京間141.8kmの2.75L、51.56km/Lでした。短距離走行が多い市街地などの利用でも、おそらくリッター50キロ近く走ってしまうのではないかと思います。ただ、気温が下がるにつれて濃い燃料を吹くようになると思うので、冬場の燃費は多少悪化するでしょう。

デザインのアクセントにもなっている丸型ヘッドライト(マルチリフレクター)は必要にして充分な明るさ。ただし、ハイビームの配光にちょっと違和感がありました。 デザインと機能を50年以上に渡って両立してきたレッグシールドは素晴らしい! 下端部の張り出しは泥を巻き込みにくくするための工夫だと、カブ110(JA07)が登場した時に聞きました。 私の足が短いのか、はたまた長すぎるのか? 乗り降りの時に何度か足をひっかけてしまいました。ホンダさん、スイマセン……。リアボックスがあったんで後ろから跨れなかったんです。 フロントブレーキのロックは便利。このシンプルな機構もイイですよね。スクーターにもこのタイプのブレーキロック機構を復活させてもらいたいと思います。
スーパーカブとはサイズもパターンも異なるタイヤ、全行程を通じ不安はありませんでした。でもタフアップチューブはなぜやめた? 排気音もいい感じ。リアのドラムパネルは大径化されてます。 スーパーカブ系不変の燃料タンクレイアウト。スクーターなどと比べると容量は少なめですが、燃費がいいので満タン220kmほど走りました。 こちらも不変のシーソーペダル。ただし、カブ系バイクに乗ってトップギアに入るたび、足はどの位置に置くのがベストなのか? いつも悩みます……。 近年のホンダ・グローバル・モデル共通となった左スイッチのレイアウト。使用頻度の高いウインカーはすぐに慣れるものの、いざという時にホーンスイッチが押せない……。

 今回のクロスカブとの道中、生活に密着したような地方道で地元の方によく声をかけられました。皆さん大体、まずはバイクの後ろに回ってナンバープレートを見ますね。どこから走ってきたのかって。原二のナンバーって市区町村なので、よほど全国的にメジャーな地域じゃないかぎり、どこから来たのか、わからないことが多い(最近の“ご当地ナンバー”にも「どこ?」って地名ありますが)。クロスカブに付いていたナンバー「和光市」って、西日本の方々からすると、ドコなのか分からないようです。(本当は東京からですが)「埼玉から走ってきました」って言うと、皆さんビックリしてました。その瞬間が原二で遠くへ旅する時の楽しみですね。コイツ、アホじゃないかって思われるところが(笑) 実際は全然アホじゃなく、普通に走ってたら高速道路使えない原二でもラクにどこにでも行けてしまうんですよ。

 スーパーカブのタフネス、経済性を受け継ぎながら、遊び心と更なる機動性がプラスされたクロスカブ。いいじゃないですか! 正に、このバイクのコンセプト“クロスオーバー”を具現化したオールラウンダーですね。今回走ったどこに置いても絵になるし、毎日あらゆるシチュエーションで乗り手の希望に応えてくれます。セカンドバイクとしても最適で、もしかしたらコイツ1台でもいいんじゃないか、と思わせるかも? とっても乗りやすいし、燃費もいいので私、CT110から乗り換えてもいいかな? なんて思ってしまいました!
 

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