カリスマてんちょ〜のソウルフードの旅 第5回(後編)浄土平で疾走りを堪能し、福島餃子で〆る!

ホンダ ヤマハ アライ

 8月23日AM8:00
「起きて下さいよ、てんちょ~!」
……あぅ。
「ホント、寝たら起きない人っすね」
……うるさいなぁ、起きるってば。なんだ、荷物持ちの俊ちゃんか、おはよ。
「あ~! もうっ! 思い出させないでくださいよっ!」
 昨晩、雷鳴轟く中、ヨースケと3人でお約束のパチンコ大会を開催。結果、俊ちゃんひとり負け。しかもあの短時間で、ここでは書けないくらいの負債(笑)。
 凱旋待ちをしている中尾さんと茜ちゃんの為に、勝ち組の2人はコンビニでわんさか差し入れを買い漁り、当然の如く、俊ちゃんは宿まで荷物持ちだったのだ。

喜多方市内で閉店したパチンコ屋さんを発見。「そーいや〜バイパス沿いにでっかいパチンコ屋があったなぁ〜」と、てんちょ〜の心は呟くのだった。 喜多方は“蔵の町”と呼ばれ、ホントしっとりと落ち着ける町なのです。

9食目 喜多方【喜一】熟成醤油ラーメン 500円 Sioラーメン 500円 
Dセット(ラーメン+ミニカレーorプチソースカツ丼orいためし)

 朝イチラーメンにびっくりしすぎて、前フリ無しで紹介しちゃったよ。というのもここ福島では、朝ラーメンは普通らしい。昔、農家の方々に出前を行っていたのがルーツのよう。確かに、農家の朝9時は一般人の正午過ぎなんだろうね。
 食べてみるとなるほど、さっぱりスッキリしたスープで朝粥感覚で胃袋へ収まるんだな。
 ラーメン文化がある土地では、毎日食しても飽きさせない工夫があるように感じた。

塩ラーメン(写真左)と醤油ラーメン。あっさりしている。でも出汁はしっかり。お汁まで飲み尽くしました。なんでもフレンチのシェフだったオーナーが始めたなのだそうです。

 10食目 猪苗代湖【しおや蔵】
皿そば 787円 とろろ・生卵つき

 古民家風の佇まいはとても良い感じ。迷わず皿蕎麦を注文。……が、おいらの蕎麦はどうやら茹でた最後に掬ったものらしく、一皿の半分近くが切れて短くなった蕎麦(涙)。
 これ、すすれないっすよ。これ、すすれないっすよ。……と、頭の中で反芻しながら完食。生卵の良さもわからずじまいで……。

 ちょっと胃袋を休憩させたいので、観光地へと向かう。

猪苗代湖の近くにある“しおや蔵”は雰囲気のある古い民家。つけ汁に生卵を入れて食するのだ。喉ごしが抜群。

11食目五色沼【五色沼売店】ソフトクリーム 300円

 な、中尾さん……。ここ、結構強制的にかなり歩かされるマップですね。
「だね、とりあえずソフトクリーム食べてから考えよう」
 ふむ。我々もだいぶ舌が肥えてきたんでしょうな。素晴らしい自然の中で食べても、フツーのソフトクリームはフツーの味。あ、美味しいってことですよ!
 さてと、頑張って五色沼をぐるっと歩きましょうかね!

……。
…………。
………………ねぇねぇ、ホントにこの道でいいの? “熊注意”とか書いてあるんですけど。

五色沼を散策する。深いエメラルドグリーンだったりディープブルーだったり、湖の表情が変わるのだ
五色沼を散策する。深いエメラルドグリーンだったりディープブルーだったり、湖の表情が変わるのだ。 とりあえずソフトクリームね。すみません! 真夏のツーリングだったんです……。 怖いですねぇ、ビビリますねぇ……。「ヨースケっ! お前、斥候なっ!」

茜「なんか違うような気がしてます」
ヨースケ「でも道らしき道は他になかったですよね」
俊「これ、結構キツくないすか?」
中尾「うん、最初に見た沼のあと、それっぽい感じがまったくしないね」
……迷いましたか。いつの間にかケモノ道みたいになってるのも気になるよね。

 あ! ちょっと! 右の方に道路が見えてるよ! とりあえず出よう!
 ふぅ……よかったよかった、遭難するかと思ったよ。

一同「……!」
 あ、れ?
中尾「さっきの駐車場じゃんっ!」
 もう、皆が皆ざっくりふわっとしてるからこうなるんだよ。
 A型いね~のかい?
① てんちょ~、みやちゃん 
② かやっち、ちぃちゃん、まりこ、ゆかり
③ ゆきえさん、よーすけ、しゅん、あかね
 これがCossott’eのスタッフである。で、この分類の内訳はというと……。
① AB型
② O型
③ B型
 やはり、計画的且つ正確に物事を進めるためには、A型が必要なんだなと。あ、中尾さんもO型なの?
 しかし、過去当店に在籍したA型は、あっという間に辞めてしまったのだった。きっとこの既存の血液型構成に、真面目なA型は耐えられないのだろう。
 つ~ことで、我慢強いA型募集中でございます。

 さて、無駄に体力を使った我々が次に向かうのは“浄土平”だ。
 あ~、なんとなく心の平穏を取り戻せそうな響きで、いまの我々には打ってつけだね?
 とにかく暑いのは昨日から同じ。標高が高いということを聞いて、これは実に有り難い話。
 おお、たしかに山へ向かってズンズン登るねぇ。風が気持ちいい~っ! 予想通りTrickerとCRFは山道楽しいね。車体が軽いからグイグイ走れる!
 涼しい~!ズンズングイグイずんずんぐいぐ……。
……って、まだ登るの? もはや寒いくらいなんですけど。街中との気温差が半端ないぞ。

 それにしてもこの風景は何だ?
 見たことのない光景が目の前に広がっている。
 異様だが荘厳。
 

磐梯吾妻スカイラインはご存じの通りツーリングにはもってこいのルート。その一番上に浄土平はある。天気が良いことをお祈りします
ホンダCRF250L。「On(日常)を便利に、Off(週末)を楽しむ“ちょうどいい相棒 New On & Off Gear”」というキーワードで開発された久々の250ccフルサイズのオフロードモデル。エンジンは、低・中回転域で力強い出力特性の水冷4ストロークDOHC単気筒を採用。扱いやすく、また燃費性能にも優れている。449,400円。詳しくは もしくは をご覧下さい。 ヤマハTrickerは乗り方のスタイルを選ばない“フリーライドプレイバイク”として2004年に誕生した。250ccの空冷4ストロークSOHC単気筒F.I.エンジンを搭載している。コンパクトな車体サイズ、軽快な走行性、個性的なスタイルなどから、デビュー以来幅広い層から変わらぬ支持を得ている。457,800円。詳しくは「新車プロファイル」 をご覧下さい。

 “吾妻小富士賞”~福島競馬場 サラ1000万下 芝1200m ハンデ
 今年は2番人気の4歳牡馬アフォードが好位から抜け出し、優勝。騎手は村田一誠。
……じゃなかった、こっちだ。
“吾妻小富士”~吾妻小富士(あづまこふじ)は、福島県福島市にある標高1,707mの山。吾妻連峰のひとつ。中央にある大きな火口が、麓の福島市側から見るとあたかも富士山の山頂のように見える。本来の山名は「摺鉢山」である。


吾妻小富士を登る。結構急なんす。なんだ坂こんな坂〜。頂上の“お釜”は、実際にその目でお確かめください! こちらで動画が見られない方、もっと大きな映像で楽しみたい方は、で直接ご覧ください。

 昔、大人達が「階段は登りより降りの方が足にくる」という話をしているのを聞いて、「はぁ? 意味わかんね!?」と思っていたんだけど、本当だね! 大人って凄いねっ!
 ラストスパートへ向けての準備運動を終えた一行は、ここから一気に山を下り、福島市内へ。

12食目 福島市【餃子の照井】円盤餃子22個 1100円

 小ぶりの餃子ながら、おいら好みの半揚げ餃子。皮がカリッと焼き上げられていて美味しい!

13食目 福島市【イオン】『いかにんじん』

 実は照井さんに着いたのが開店30分前。中途半端な空き時間に、我々はぼぉ~っと駐車場で待機することになったんだけど、おいらと俊は向かいにある“イオン”を発見。
 中尾さんが、これは絶対に食べたいと言っていた“いかにんじん”をゲットしていたのだ。
 数の子抜きの松前漬けといった風情で美味しいんだけど、純粋にイカと人参なのでとても地味なキャラ。
 なるほど、お土産コーナーじゃなく普段使いのスーパーにあったのも頷ける。

福島に“福島餃子”あり。照井はその名店。夜の部は5時に始まるのだけれど、開店前から並んでた。見事な円盤餃子で美味であった。パリッとしていてスナック感覚なのだね。 これが“いかにんじん”かぁ……。会津若松の名物にここで出会った。こーゆーネバネバ系はカラダに良さげで好きだったりするのだ。

 さて、時間的にそろそろ締めの一品。
 中尾さんはどんなものを隠し持ってるんだろうね?
中尾「とりあえず、市内をぶらぶらしてみよう」
 ま、まさか……ねぇ。
中尾「みんな、何系食べたい?」
……やっぱりノープランなんだね。
 徘徊すること30分。一行は結構疲れ気味。茜なんてちょっと前からこんな感じ。

お〜い茜! 白河夜船どころか爆睡状態であります。 CRF250LやTrickerにはオープンフェイスのヘルメットが似合うね。左はロングツーリングにも最適なCT-Z(44,100円)。右はロングチークガードで独特のフォルムと高い安全性を持つMZ(44,100円)。アライ

 よしっ! ここは勝負をかけましょう! 無難な雰囲気の店は数あれど、ギャンブラーたるもの敢えて逆張りしてみたくなる、そんな佇まいの一軒!

14食目【餃子会館】味噌ラーメン いためそば 醤油ラーメン 餃子

 『餃子会館』って! インパクトありすぎだよ。
 ここ絶対に美味いハズ!
 あれ? どうしたみんな!? 不安オーラ全開じゃないか? 大丈夫だよ、おいらの嗅覚を信じて!
俊「なんか、めっちゃ入りにくそうな外観なんすけど……」
 んなこたないっ! いいね? いくぞっ!
 よし、じゃぁ俊!お前から行けっ!
俊「えええええ~!?」
 おいらはちょっと後ろから見守ってるから、さぁっ!

 一瞬、ヤバいと思った。
 ご主人がめっちゃコワモテ。あまり目を合わそうとしてくれず。しかし、我々にとって最後の一食。勇気を振り絞って話しかけてみると……。
 めっちゃ優しいイイ人じゃんっ!
 てか、今回の旅で一番美味しい餃子だったじゃんっ!
 奥さんとふたりで、皮から手作りなんですってよ。

ご夫婦でやってます。恐る恐る写真撮りました。だって一見怖そだったんだもの。そしたらメッチャクチャ気さくなご主人だった。 もちろん手作り。皮は薄くて、ちょっと小さめ。最近福島餃子がブームですが、特徴はなんですか? と奥さんに訊いてみた。その答えは──、「店によって違うわねぇ」って……
その名も“餃子会館”の餃子である。白菜などの野菜中心の具だからあっさりしていていくらでも食べられちゃうのだ。 正統派の醤油ラーメン。会津や喜多方のラーメンも同じだったが、福島県の人達の好みは“上品な味”なのだろうか? さらりと美味しいのだね。

 いやぁ、今回の旅は正直、過酷でした。暑さが半端なく。でも、だからこそ日陰を横切った時の一瞬の涼しさを肌で感じたり、へとへとになりながら食すかき氷が世界一だったり。
 改めてツーリングならではの“生きた心地”を体感させてもらったなぁ~。
 オフ車の魅力も存分に味わわせてもらいました! 実はちょこちょこ俊と交換してました(笑)。
 ホンダCRF250LとヤマハTricker、この2台は持ったら長く付き合えるバイクだと思う。街も山も軽快に走れる楽しいバイク。
 そして今回は、一緒に走ってくれた俊、ちょっと撮影が上手になった(?)ヨースケ、メニューを一生懸命記録してくれた茜という仲間がいてくれたお陰で、楽しさも倍増でした!
 食べ歩きツーリング最高っ! ではまたの機会にお会いしましょう!


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