本田宗一郎杯Honda エコマイレッジチャレンジ2012第32回全国大会 2000、3000当たり前!? 燃費は延びるよ、どこまでも

エコマイレッジチャレンジ

 エコマイレッジチャレンジのルールはいたってシンプルだ。Honda製50cc4ストロークエンジンを用いて「1Lのガソリンでどれだけの距離を走れることが可能か?」というものである(ちなみにニューチャレンジクラスは150cc以下のHonda製4ストロークエンジンを使用)。他にもHondaスーパーカブで走る市販車クラスもあるのだが、やはり見所はオリジナルマシンでのレースだろう。

みごと最優秀賞 本田宗一郎杯となった「水曜クラブ」。みなさん、笑顔がステキです! 速さを競うレースではないので、一台ずつゆっくりとスタートする。ゆっくりスタートは燃費がいいのです。
中学生はいわゆる“手作り感”あるマシンが多く、会場を賑わせていた。学生たちの真剣な眼差しが印象深い。 会場内は最終的な細かなセッティングを各チームが行っている。エンジン音が響き渡り、緊張感が漂っていた。

 いかに燃費良く走れるかを追求してつくられたマシンゆえ、空気抵抗を考慮し、丸みを帯びたデザインが多い。と同時にコンパクトでコクピットも驚くほど狭く、省スペースが徹底されているのも特徴的だ。ボディ素材もフルカーボンやガラスファイバーのFRP素材、プラスチック、紙パック(!?)なんていう強者もおり、各チーム様々にマシンの軽量化を図っていたのだった。

マシンのセッティングのあとに燃料の微調整に入る。これはガソリンが熱で膨張するのでそれを調整するためだ。注射器のようなものでやっており、本当に細かい!
レース前は話しかけずらいほどピリピリと緊張感が漂っている。見よ!この青年の熱き眼差しを。 屋根部分がまるごと取れるシステムは多くのマシンが採用していた。ヘルメットも被っての待機はかなり暑そう…

 今回の最優秀賞を飾った“水曜クラブ”は3,242.784Km/1Lという素晴らしい成績。去年、チーム“ファイヤーボール”が出した最高記録の3,644.869Km/Lの記録を塗り替えることはできなかったものの、たった1Lのガソリンでこの距離を走れるということは日本列島を半周できてしまうほどの驚くべき燃費なのである。この日のために必死でマシンを製作してきた各チームに、ほとばしる情熱を感じた1日だった。

こちらのマシンのボディは牛乳パックなどで覆われた目を惹く一台! 予算の都合もあるんです…(!?) やはり燃費を良くするには軽量化することはとっても大切。女性ドライバーも多く、レース前にステキな笑顔をいただきました。
他マシンに多くある丸みのあるデザインではなく、’30年代のアメリカ車を彷彿するユニークなマシン。 このようにコクピットは人がひとり入るのがやっとのような感じ。レース中はトランシーバーなどで連絡を取り合いながら挑んでいた。
緊張感が漂うレース前の会場内。おそるおそる近寄ってみると笑顔で撮影に応じてくれました。ありがとう!
「いかに燃費よく走れるか?」がこのイベントのテーマなのだけど、それ以上にひとつのことに情熱を燃やしている参加者に強く心を打たれてしまいました。ということで、ここでは何チームかをチラッと紹介させていただきました!
全国大会リザルト