宮古島で電動二輪体験!

 
 なんと爽快なことか! 南の島で波の音、風の音、海の匂いを全身で感じながら、ホンダPCXエレクトリックで自由気ままに走る。エメラルドグリーンの海、白い砂浜はすぐそこだから、バイクを停めて海水浴もいつだってオッケーだし、マングローブに囲まれた遊歩道を散策したっていい。
 あぁ、ここは楽園か、もう帰りたくない……。
 PCXエレクトリックはどうしたのかというと、サクッと便利なレンタル。宮古島のアクティビティーとしてホンダ、ソフトバンク、カレンスタイルの3社が提供する「宮古カレン」を利用したのだ!!

■写真・文:青木タカオ ■画像提供:ホンダモーターサイクルジャパン
●取材協力:Honda 

 

南の島のリゾートに相応しい
至れり尽くせりのサービスが嬉しい!

「宮古カレン」は宮古島のアクティビティーとして電動二輪車をレンタルするサービスで、2019年3月6日から開始している。
 ホンダはソフトバンクと連携し、パーソナルモビリティーのレンタル事業である「宮古カレン」に電動二輪車「PCXエレクトリック」を提供することで、レンタル事業における電動バイクの活用状況と、ユーザーからの意見や要望を収集するのだ。

 通常のレンタルサービスと違う点がいくつもある。まず借りる場所だが、指定のパートナーホテルにPCXエレクトリックが常時置いてあるか、あるいはバイクを持ってきてくれる。つまりホテル発、ホテル着での利用をオススメしていて、これがとても快適である。どこか営業所へこちらから出向く必要がないし、ライディング後もすぐに部屋で休める。

 PCXエレクトリック常設の宿泊施設は『紺碧ザ・ヴィラオールスイート』、『デイズビーチホテル瑞兆』、『宮古島オーシャンズリゾート』の3つ。そして配車可能なのは、『宮古島 東急ホテル&リゾーツ』、『フェリスヴィラスイート 伊良部島・佐和田』、『フェリスヴィラスイート宮古島・上野』、『いら風』の計4ヵ所となっている。前日午後5時までにホームページ( )で予約をしておけばいい。※2019年4月19日現在

 料金は1万2960円/日(消費税8%込み)で、そこに保険料や配車代、さらにヘルメットやグローブなどライディングウェア一式(2名分まで)も含まれる。宮古島へ行くなら、ほとんどの場合は飛行機を利用するはずだから、すべてを借りて手ぶらで利用できるのが、これまたありがたい。

 今回は宮古島 東急ホテル&リゾーツがスタート&ゴール。一周100km強の宮古島は半日もあれば島全体を周れてしまい、電動スクーター(原2=125cc相当)でノンビリ走るとちょうどいい。なんの目的もなく、PCXエレクトリックを走らせているだけでも楽しいが、目指したのは宮古島に隣接する島々。というのも、来間島、伊良部島、池間島に橋が架かり、手軽に離島へ行けるようになっているからだ。

法人企業、個人事業主、官公庁に限定したリース専用車であるホンダの電動二輪車 PCXエレクトリックで南の島で乗ることができるレンタルサービスが「宮古カレン」。乗り物好きには貴重な体験であると同時に、アクティビティーとしても魅力イッパイだ。

 

キャッチフレーズは“OVER THE BRIDGE”
海上を疾走しているかのような橋を渡って隣接する島へ

 まるで、海の上を走っているみたいだ!! 来間大橋(全長1690メートル)、伊良部大橋(全長3540メートル)、池間大橋(全長1425メートル)、いずれも橋の上から見る海はとても美しく、宮古島を代表する絶景ルート。クルマのように屋根も窓もないから、ダイレクトに波の音、風の音、海の匂いを全身で感じることができ、幸せいっぱいの気分になれる。

 橋を渡りきると、また1つ違う島に上陸したという達成感。ひとりでも充分に嬉しいが、もしペアライドやグループツーリングなら、歓びを共有できてもっと楽しいだろう。
 宮古カレン専用のPCXエレクトリックには、出先で土産を買ったり荷物が積めるようトップケースが装着されていて、これがタンデム時に背もたれとなってパッセンジャーも不安なくリアシートに乗れる。バイクに慣れていない恋人や家族、友人もこれなら安心してタンデムツーリングに誘える。

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 PCXエレクトリックで走っていて感じるのは、観光地や住宅街でも人々の視線が温かい。電動がエコでクリーンなのは浸透しているようで、バイクも電動かと関心を持って見ている人も少なくないようだ。

 バッテリーの電気が減ってしまっても、観光ルート上にバッテリー交換ステーションが16ヵ所も設けられているから心配無用。充電すると時間がかかってしまうが、「宮古カレン」では即座に“交換”することで簡単かつスピーディ。
 しかもバッテリー交換ステーションはオシャレなカフェであったり食堂、あるいはお土産屋に設置されているので、バッテリー交換もまた楽しみのひとつ。立ち寄りのついでにコーヒーブレイクしたり、ショップをのぞいたり楽しい体験が待っている。

“コネクテッド機能”で安心。
転倒や電池切れなどがあっても、すぐにロードサービスが出動!

 そして、ソフトバンクの移動体通信網につながるGPS付き通信モジュールがPCXエレクトリックには積み込まれ、常時クラウドに接続されて、万一のトラブルに備えているから頼もしい。
 位置情報や車体状況がリアルタイムで送信され、もし転倒や電池切れがあればロードサービスが出動し、フォローしてもらえるのだ。

 これは未来のバイクを予感させる“コネクテッド機能”であり、ただでさえ電動バイクで先進的なのに、常時クラウドに接続されていると思うと、ますます近未来感覚。利用者自身が接続情報をスマホや車載ディスプレイなどで見ることはできないが、見守られていると思うと安心でしかない。

 ツーリングはなんの不自由もなく快適なまま無事に終了。これは一人ではもったいない。普段、バイクにあまり触れる機会がない人も、この南の島の楽園ならリアシートに乗せて走っても喜ぶこと間違いなし。大切な人を誘って、また利用してみたい。
 
(文:青木タカオ)
 

PCXエレクトリックには珊瑚をモチーフにした専用グラフィックがあしらわれた。宮古カレンを運営するカレンスタイルの松良文子代表取締役社長は「ぜひ女性にも体験していただきたいと思って、宮古島をイメージした専用デザインにしてもらいました。ご主人や恋人同士でご利用していただく場合、選ぶのは運転する男性ではなく女性ですからね」と、教えてくれた。たしかにナットクである。 2019年3月5日に開かれた記者発表会オープニングセレモニーで、概要を説明したカレンスタイルの松良文子代表取締役社長。「宮古カレンは移動手段を提供するのではなく、宮古の魅力を感じていただくアクティビティーであって“体験”を提供しようというサービスです」という。
記者発表会にはホンダモーターサイクルジャパンの加藤千明 代表取締役社長(写真左)と本田技研工業株式会社二輪事業本部事業企画部部長 三原大樹氏の姿も。三原部長によれば走行データなどは「今後の電動モデルに役立てる」とのことだが、「まずは電動二輪車に親しんでいただきたい」と願っている。 万一の転倒や電池切れがあったときロードサービスが即座に出動できるよう、ソフトバンクの移動体通信網につながるGPS付き通信モジュールを搭載し、クラウドに常時接続されている。写真の車載器はPCXエレクトリックに仕込まれ、ユーザーの目に触れることはない。
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ホンダはPCX エレクトリックを活用し、この宮古カレンでのレンタルサービスに加え、すでにモニター調査(3月より東京都と神奈川県エリアで開始し、今後は大阪府と兵庫県でも実施予定)もおこなっている。また、2019年中に首都圏でのシェアリングサービスを開始する予定で、これらの活動を通じて電動二輪車の利便性をより向上させ、さらなる普及に向けた取り組みを着実に進めていくというから目が離せない。


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