2019年3月15日 

■東京都心でもシティ・トライアル、自民党モータースポーツ議連でMFJ大島会長が表明!

自民党モータースポーツ議連の古屋圭司会長、中山泰秀幹事長、三原じゅん子事務局長(右から)。

 モータースポーツの振興を目的として発足した「自民党モータ―スポーツ振興議連」の総会が13日、千代田区永田町の衆議院議員会館で開催された。同議連はレース経験者や今も趣味とする国会議員が中心となり発足した。古屋圭司元国家公安委員長が会長を、三原じゅん子参議が事務局長を務める。


 出席団体の1つ「MFJ」(日本モーターサイクルスポーツ協会)の大島裕志会長は、2018年の活動の最も大きな話題として昨年4月22日に大阪市浪速区で開催されたアジア初の都市型トライアルであるを取り上げた。このイベントは国際A級スーパークラスライダーの藤原慎也選手が企画した。MFJは安全面からサポートして、競技承認している。

「MFJ」(日本モーターサイクルスポーツ協会)の大島裕志会長。

 通天閣本通商店街の道路に、藤原選手が長さ約150メートルにわたって特設セクションを設計。静と動の緊張感あふれる世界レベルのバイク技を、外国人観光客含む多くの来場者が目の当たりにした。MFJはロード、モトクロス、トライアルなど年間500のレースを開催するが、「身近に楽しめるモータースポーツを目指して活動する」団体としてシティトライアルを評価。

 「トライアルは基本的に山中で実施するが、都市部に降りてきてやることで多くのお客様に見ていただける。モータースポーツの楽しさを味わってもらえる」(大島会長)と、国会議員や文部科学省、警察庁などモータースポーツに関係する行政に向けてアピールした。

 シティトライアル・ジャパンは、今年も引き続き大阪府での開催に向けて調整が進んでいるが、この中で大島氏はさらに拡大を表明。「東京でも開催したいと思っている」と、支援を求めた。


トライアル競技の最高峰スーパークラス6年連続チャンピオン・小川友幸選手。

 また、このシティトライアル・ジャパンで優勝した小川友幸選手も議連総会で選手としての声を届けた。小川氏の経歴は大島会長も「最高峰スーパークラス6年連続チャンピオン。前人未踏の記録」と紹介する金字塔。

 「ものすごい緊張したレースの中で成し遂げることができ、自分の中ではすごくいいシーズンで終えることができた」(小川選手)

 さらに小川氏は、競技で培った技術を生かすことができると、地元消防団に入団したことを総会で報告した。
「僕は鈴鹿を拠点に動いているが、ライブエイドというボランティア団体で、災害時に情報収集が必要がということで消防団の一員として活動することになった。消防に関しては未熟だが訓練しながら地域の皆さんにモータースポーツ、トライアルが身近に感じられる活動をしたい」と、述べた。

 小川選手は15日から3日間開催される「大阪モーターサイクルショー」、22日から3日間開催される「東京モーターサイクルショー」でも「モータースポーツを積極的に広めたい」と、トライアルのデモンストレーションを行う。

(取材・文:中島みなみ)