川崎由美子と行くドイツロマンチック街道ツーリングツアー Vol.2

■文・写真:川崎 由美子
■写真:JTBヨーロッパ 長島
■協力:スズキ(株)、SUZUKI DEUTSCHLAND GMBH(スズキ ドイツ)、(株)JTB Germany GmbH、JTBコーポレートサービス

ドイツのツーリングツアーも第4日目を迎え、最終日まであれやこれやとかしましい女子たちの旅は続くのでありました! それを見守る体も心もでっかいドイツ人ライダー達に感謝しながら、クライマックスはあのお城へとバイクを進めていったのです。

■第4日目(9月6日・水曜日)世界遺産の街 ネルトリンゲンを出発~夢のお城へ
 190Kmのツーリング

 旅のメインの道となるロマンチック街道には、まるで中世に戻り騎馬に乗っているかのような錯覚に陥ってしまうほど城壁に囲まれた街が点在し、その街と街を結んでいるのがロマンチック街道と表現したほうがいいかもしれませんね。
 よく歴史などで**世紀などと言われても歴史の感覚がなかなかわかりにくいのですが、ざっくりと日本と世界の歴史を比較してみましょう。ヨーロッパの紀元前2世紀の頃の日本は弥生時代、紀元5世紀ころは大和時代、紀元7世紀頃は飛鳥時代、12・13世紀頃はやっと鎌倉時代、15世紀頃は室町・安土桃山時代のいわゆる信長、秀吉らの戦国時代の頃、17世紀は江戸時代という時代背景を頭にインプットしながら街を散策してみるとなかなか面白いんですよね。

 

ネルトリンゲンの街は、ほぼ中世の姿のままの残されている街なのですが、ちょっと円形に見えるのがお分かりですか?これは、なんと1500万年前に隕石が落下してできた跡で「リース盆地(直径25Km)」と言われています。隕石の跡がきれいに残っているのは世界でも珍しいらしいです。その中にこんなにかわいい街が作られ、街の中心には15世紀に建てられた聖ゲオルク教会があります。この教会の89.9mの塔は”ダニエル”と呼ばれていて、円形の街を見渡す事が出来るのです。
今回のツアーの助っ人的存在のトランスポーター。こうしてスーツケースをそのまま運んでくれるので、走行中はSV650に重い荷物をくくりつけて、なんてことはしなくて済んだため身軽に走行でき、SV650との走りを十分に楽しむことが出来ました。また街を散策する際にもこの中にヘルメットやジャケットなど入れておけるので、歩きやすく観光施設などへ身軽に見学する事が出来て大変助かりました。このツアーならではです。
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毎朝、出発前にホテルの前にてみんなで写真撮影。すっかりみんな石畳の路面にも慣れてきましたよ!

 この日はちょっと曇り空で天気予報によると「雨」。空を見ながら、時には携帯で予報を見ながら「カッパ(レインスーツの事)着る? どうしようか、迷っちゃうよね~」など言いながらも、それぞれのジャケットの防水仕様にもよりここからレインスーツを着るもの、降り具合で着るかどうか決める、などさまざまでした。
 特にヨーロッパの空は、降ったりやんだりで全く読めない時もあったりします。朝いい天気だと思っていて安心していると急にスコールのような通り雨にあったり、霧雨のような雨がいつまでも降り続いたりするので、ヨーロッパの人達は雨に慣れちゃっている事もあってか急な雨でも傘をささないのです。という事もあってなのか現地のライダー達もすぐにはレインスーツを着ないのです。これは防水加工が施されているジャケットが大半を占めているからかもしれません。私もその一人で、日頃から防水のしっかりしたものを着用しています。
 さぁ、ホテルを出発したご一行様は、あのお城に向かいます。

 

10時のおやつの時間

ネルトリンゲンから86Km走ったところの街“クルムバッハ”のカフェ「カイザー」にて、毎日恒例の「10時のおやつ」のお時間です。案の定ホテルからここまでの間に雨に降られ寒くてたまらなかったので、ここでみんな温かいコーヒーを飲んで身体を温める事が出来ました。この休憩は冷たくなった体も温めてくれて凄くうれしかったです。
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みんな体も心もホッカホカになって、さあ、あのお城めざしてへ出発!

 

ロマンチック街道終点の街フュッセンにあるノイシュバンシュタイン城、ホーエンシュバンガウ城に到着!

雨天にも大活躍のトランポには、こうしてレインスーツなども気兼ねなく脱ぎ、入れる事ができて助かりました。 ちょうど右上に見えるのがホーエンシュバンガウ城、12世紀に建てられていたのですが、あまりにも荒れ果てていたためルートヴィッヒ2世の父マクシミリアン2世が再建し、ノイシュバンシュタイン城の建築中には、ここから進行状況をみていたそうです。
先導担当のアンドレアス(左)さんとヨーリック(中)(通称・アレックス)さんは、毎回次なる目的地へのルート確認を欠かさず行っていました。ヨーリックさんはドイツにおけるスズキユーザークラブであるSUZUKI Clubの代表を務めていて、またタレントさんでもある事から、道行くライダー達は彼に気軽に声をかけたり話をしたりで、一緒に写真を撮ったりと、その人気度の高さが伺えました。またそういう立場でもあり安全への認識度が高いドイツ人ライダーという事で、革つなぎの上にエアバック付のベストを着用。

 

セレブ~~なランチを♪

 お城を見る前に忘れてはいけない腹ごしらえ……あらっ、間違えました。ランチをいただかなくては、おほほほ~という事で、とてもツーリングでは立ち寄れないであろうセレブ~なランチを、素敵なレストランで頂きました。
 このチョイスに、JTBの長島さんの優しいお心が伺えました。疲れた体をこの素敵な個室のお部屋でゆっくりして、いよいよお城へと向かうのでありました。

ここはホーエンシュバンガウ城下のP4(4番の駐車場)からすぐのところにある「Alpenrose am See」。まるで気分は伯爵夫人という感じでゆったりとランチを美味しくいただきました。おほほほ~。
なんとデザートのアイスクリームは、ランチメニューにないので長島さんがセレクトしてくださいました。優しいわあ。とてもツーリング中とは思えない高級感溢れるランチにみな笑顔満開です。

 

お城のぼりは、いずこもいい運動になりますね!

 ノイシュバンシュタイン城と言えば、誰もが一度は写真などで目にしたことがあると思う真っ白なあのお城です。ディズニーランドのシンデレラ城のモデルにもなったというおとぎの国のお城のように、どこか夢を与えてくれるような気持ちになるんですよね。このお城はバイエルン国王のルートヴィッヒ2世(1845~1886)が予てからの夢だったお城で、巨額を費やしているのに実は未完成な部分もあったり、生活に適していないようなのですが、なんといってもあの有名な作曲家リヒァルト・ワーグナーのパトロンだったルードヴィッヒは、その名前の由来もワーグナーの有名なオペラ「ローエングリン」の白鳥の騎士の伝説からだそうです。城内の壁画には「ローエングリン」などワーグナーのオペラの名場面が描かれていたりするので、他のお城にない面白さが伺えます。

 

お城への上がり方は、徒歩・シャトルバス、馬車の3通りあり、シャトルバスと馬車は、お城の入り口の300メートル手前にあるマリエン橋までとなるのですが、今回のメンバー達はそのほとんどがハイキングコースを徒歩で登ったのです。
マリエン橋から見たノイシュバンシュタイン城は、一番ノーマルな形ですね。このお城は見る角度によって形が全く異なるように建設されているので、いろんな角度から見るのも一味もふた味も違っていい感じです。このマリエン橋はすご~い渓谷の間にあるので、下を見ると足がすくんでしまうのですが、この写真ではみんなお城を入れようとして中腰になっているだけなので、足がすくんじゃっているわけではありませ~~ん(笑)。それにしても、みんな兄弟姉妹みたいな感じで、ワーワーキャーキャー言いながら、かしましく楽しく散策していたので、城内を見学した後もすたすたと歩いて降りたくらい、疲れを忘れてしまっていました。
今宵の宿泊は、フュッセン市内から少し離れた所に位置するホテル「Euro Park Hotel International」。バイクを地下の駐輪場に置きホテルのロビーではトランポから降ろされてきたスーツケースと共にお部屋へ。ヨーロッパではエレベーターのないホテルは意外と多いのですが、そこはJTBさん、私たちの事もちゃんと考えて毎回エレベーター付のホテルをご用意してくださっています。Danke!夕食は、ホテルのレストランで好きなものをチョイス。ツーリング後のビールもおいしいのでございます。

 

■第5日目(9月7日・木曜日) フュッセンの「Euro Park Hotel Internationa」を出発。
これからドイツ最高峰のツークシュピッツェの麓まで向かいミュンヘンへと約180Kmのツーリングです。

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流石にこれだけ同じバイクがずらりと並ぶことなんて珍しく、しかも「日本人女性ライダー達」、「日本のバイク、スズキSV650 」ということで、ホテルの玄関には人だかりができてしまっていてみなさんの注目の的に……。この後、みなさんにお見送りをしていただきバイクを一路アルプスへと走らせたのですが……うっわ~、なんてこと~~!!
ドイツとオーストリアの国境近くで出くわしたのどかな風景……というかウシさんたちが、全く動じず我が道を歩いている姿にびっくり。もう一度引き返したいくらいかわいかったウシさん達の放牧の様子でした。日本じゃあり得ないかもしれないですね。

 

ツーリングをより快適に楽しむグッズ紹介

 ちょっと驚いたことに、参加者の皆さんは思い出を動画や写真に収めるべく、それぞれグッズを持っていました。雨が止んだのでそれまで撮影を我慢していたのですが、やっと途中の休憩所で撮影のための準備を開始。
実は私も動画撮影をしようと計画していたのですが、出発までに機材が間に合わず断念、結局一眼レフとデジカメ、アイフォンで撮った写真と、バイクを降りてからの動画のみとなりました。その代り参加者の皆さんがいろいろとお持ちになったので、ラッキーでした。みんなすごいなあ。その準備にもまたまたかしましい乙女たちは、いつも笑い声が絶えないのでありました。

柿田さんの機材は、Go Pro。アンドレアスさんが手伝ってくださっての装着。 宮崎さんの機材は、PANO VIEW 360度カメラ。これがまた面白い画像で、いろんなシーンを撮ってくださいました。
谷口さんの機材は、JVCスポーツカム。このカメラで撮影してくださった動画がここにあります。
ぜひご覧ください。
三谷さんはいつもこうしてカメラを首に下げて必要のない時には胸ポケットに収納、撮影したい時に即座に出せるように工夫していました。 ドイツ最高峰のツークシュピッツェを目の前に、その雄大さに圧巻。時には湖が見えたり、かわいいお花がきれいな家並みが並んだり、アルプスならではの風景ですね。
ランチ前の休憩は、ツークシュピッツェを目の前にしてお茶が飲めるHotel Alpenhofの中にあるカフェへ。
それにしても、今日はいろんな動物に遭遇しました。のどかだなあ~。ウシさん、ニワトリさん、羊さん、ワンちゃん、猫さん、バイクに乗っているから余計に身近に感じる事が出来て、幸せいっぱいです。
カフェの中にこんなに素敵な椅子が……コーヒーを飲んでいる時にはヘルメットを置いちゃいました。つくづくヨーロッパを感じちゃいます。そうしていつしか先導のアンドレアスさんもすっかり乙女組のメンバーに!?なっちゃった感じです(笑)
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朝からぐずぐずしていた天気もツークシュピッツェの麓に来たら、こんなにいいお天気になりました。雲が早く移動してくれないかなあ、とカメラを持ちながらみんなつぶやいていました。
ちょっと遅めのランチを済ませ、食後は女子トーク炸裂、こんなネイルも素敵ですよね。と言う私はというと、どうもネイルが苦手なのです(泣)。ミュンヘンに向かう途中の湖畔で休憩したあと、ちょうど出発しようとしていたところにサイクリングをしているご夫妻が私たちに話しかけくださり、一緒にお写真を撮りました。バイクに乗っているとこういう何気ない微笑ましい光景がいいんですよね。ほんわかとして心がほっとしますね。

 

 さあこれからアウトバーンでミュンヘン市内のホテルに向います。
 皆ずいぶんアウトバーンにも慣れました。
 9月初旬と言えどもアウトバーンは、日本のように湿気がない分涼しいというより寒い、と言ったほうがいいかもしれません。真夏でもアウトバーンを走ると寒さを感じてしまう位なので、軽装で走るなんて全く考えられないドイツなのです。

ミュンヘン市内を走るアウトバーン。ご覧の通りドイツのアウトバーンには街灯がありません。夜は非常に危険を伴うため、逆に安全運転で走る事になります。この発想はいいかもしれない、なんて思ってしまいます。 ヨーロッパの道路は、駐車禁止区域以外は、こうして路上駐車の車多いので、飛び出しなどに細心の注意を払って走らねばなりません。

 

 ミュンヘンに到着後は自由行動、先ずは1867年~1909年に建てられた新市庁舎の前で記念撮影を。
 何と言っても有名なドイツ最大の仕掛け時計「グロッケンシュピール」を見なくっちゃ!11時、12時17時と約10分間32体の人形が動くのです。ちょうどこの日も17時の仕掛けを見る事が出来大満足。
 夕食は、予約してある「ホーフブロイハウス(宮廷ビールの醸造所と言う意味)」へ。

マリエン広場には大勢の観光客が集まる場所でもあり、この新市庁舎を囲んでレストラン、デパートなどが立ち並び全く飽きることなく時間が経つ事も忘れてしまいそうです。ヨーロッパ特有のこういった広場には必ず市庁舎などがあり、季節によるイベントが開催されます。クリスマス時期になると「クリスマスマルクト(クリスマスマーケット)」が軒を連ね、それはそれは年間行事の中でも大変楽しみな時期でもあります。

 

前代未聞のホーフブロイハウス内見学!

 御一行様の夕食は、予約してある「ホーフブロイハウス」にて美味しいビールと美味しいドイツ料理を堪能したのです。
 なんと驚いたことに、このホーフブロイハウスの支配人とヨーリックさんが知り合いという事で、滅多にしないハウス内の至るところまでご案内くださったのです。

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この夕食にドイツ人のライダー仲間が合流(左手前から2人目)、彼女は、私がドイツに在住して間もなく入部し、今もなお所属している世界的女性ライダーのクラブ組織であるWIMA (Women’s International Motorcycle Association)Germany(WIMAのドイツ支部)のメンバーでUliさんです。とても穏やかで優しい彼女です。すぐにみなさんと打ち解けて、楽しいひと時を過ごしました。

 

 さて、ここからは支配人様のご案内で、普段関係者以外は立ち入ることができない場所をご案内いただき、大変貴重な体験をさせていただきました。こんな機会をくださったヨーリックさん、支配人様に感謝です。

キープボトルならぬ「キープグラス」しかも施錠付には驚きました。ビールにこだわっている事の表れですよね。その数の多さに驚きました。 この広い中庭、さすが1589年王宮の敷地内にヴィッテルバッハ家の醸造所として作られただけあり、ただのビアホールではないのです。なんとその昔の昔、大昔にあのモーツアルトも訪れたというのです。「あ~モーツアルトさんが座った椅子に座りたかった」とあるのかもわからない今ですが、“もしかしてあったかも”なんて思ってしまいました。
とてもビアホールだなんて思えないくらい素敵な壁画と音楽、そうして写真を虫めがね級のレンズで見ていただくとお分かりになるかもしれませんが、こういうビアホールでは、もちろん食事をする人も多いのですが、大抵はビールだけ飲んで帰る方が多いんですよ。お話をしながらビールを飲む「?」、いやビールを飲みながら話をする「?」どっちでもいいのですが、とにかく食事を並べて大酒呑んでというものではないのがドイツの方々のこういった場所での過ごし方なんですよ。

 

■第6日目(9月8日・金曜日)今日は、ミュンヘンから北上し途中ヴュルツブルクに寄り、最終目的地の「ゲミュンデン」という町に移動します。今日はこのツアー中一番長い距離を走ります。走行距離、510Km。

毎朝恒例のホテル前での記念撮影。ホテルの地下車庫からバイクが出てくるところをヨーリックさんが誘導してくださっています。私達は、スズキのユーザークラブ(Suzuki Club)さんから頂いたTシャツを着て集合。
渋滞する前にミュンヘン市内を出て一路ヴュルツブルクへ、途中はずっとアウトバーンを走り、出発してから140Km走ったところの街で10時のおやつタイムカフェ!
今日はこんなにかわいいカップで、かわいいドーナツ、それに大好きなバイクと共に至福のひと時なのであります。

 ヴュルツブルクに到着! この街は、ロマンティック街道の起点でもあるのですが、今回はゲミュンデンに向かうため一番最後この街に立ち寄ることにしました。大変歴史の古い街で、なんと紀元前1000年頃には、ケルト人がマイン川沿いに城壁を築いていたというから驚きです。なんともっと驚きは、日本が鎖国中、長崎の出島に医師として転勤となったシーボルトの生まれ故郷でもあるのです。滋賀県大津市と姉妹都市になっているようです。さあ、ここが世界遺産に登録されている「レジデンツ」です。やはり全面石畳という事がその歴史の古さを物語っています。こんな風景には、バイクがぴったりですよね!

長嶋さんがぜひとも訪れていただきたい街がある、とおっしゃっていた街。とても古い街なのに、とっても綺麗で、時間を忘れてしまう街です。長島さんはこんなおちゃめな一面もある方で、参加者の皆様一人一人に大変気を配られていらっしゃいまして、もう長嶋さん無くては成り立たないツアーになっているのであります!
レジデンツに隣接する場所にあるレストラン「ノイマン」にて毎日セレブなお食事。いつもサポートカーが先回りをして駐輪場の案内から、こうしたテーブル-のセッティングもしてくださり、毎回気持ちよく食事が出来るので満足度200%なのです。長島さん、ドライバーのワーナーさん、いつもありがとうございます。
ヴュルツブルクから約130Km走行後、アウトバーンにあるガソリンスタンドで休憩。ミュンヘンのホテルを出発してからここまで約450Kmは走っている事になるのですが、アウトバーンはドライバーのマナーがいいので非常に走りやすく、あまり疲れないのです。
速度制限のある区域は別として、ほぼ平均130Km/hで走行していたという事で疲労度のない走りが出来たのかもしれません。
ヨーロッパのガソリンスタンドは、全面的にセルフなのですが、支払いは各スタンドにもよりますが、おおよそ9割はこうしたコンビニのようなお店のレジで自分の入れた機械の番号を伝え支払います。少々面倒さを感じますが、慣れてくると機械にお金を支払うよりは楽な事もあります。きっと盗難防止などいろいろとある事なのだと思います。それに比べると日本は、機械にお金を投入するので、ある意味治安がいいのだなあ、とつくづく思ってしまいます。

 今回のツアーのもう一つのお楽しみイベントが、WIMAドイツ支部のメンバーのエリアミーティングに合流させていただくというもの。実はWIMAのミーティングには、メンバーでないと参加できないのですが、今回私がドイツ支部のメンバーであるという事もありドイツ支部のプレジデントにこのツアーの説明とドイツ支部のメンバーのみなさんとの日独友好を目的とした合流をご相談したところ、快く承諾してくださいました。いくら海外を走っても、やはり現地のライダーさんと一緒に何かをする、という交流は困難ですからね。

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WIMA Germanyのメンバーたちと。中央にいる私がちょこんと座らせていただいている方はマーギットさんで私が初めてWIMAに参加した2006年のスイスラリーからずっと仲良くしています。御年なんと70歳になられます。びっくりですよね。まだまだ現役のライダーです!私にいろいろ教えてくださる大切な仲間です。

 

■第7日目(9月9日・土曜日)WIMA Germanyのメンバーとのミニツーリング後は、ベンスハイムのスズキドイツへ戻ります。走行距離約200Km

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今回のドイツ支部エリアミーティングの代表者でもあるSigiさん、いろいろとご配慮くださって、とてもいい経験が出来ました。翌日はみんなでランチ場所へとミニツーリング。別れ際は、みんなでちょっと感傷的になりながらも、一路ベンスハイムへとバイクを走らせたのです。

 いよいよこのSV650を返却する時が来てしまいました。ゲミュンデンからベンスハイムに向かうアウトバーンや市街地など、みんなどんな思いでSV650を走らせていたのでしょうか?
 それぞれがこの1週間SV650と共にした思い出がたくさん詰まっている事でしょう。
 アウトバーンの標識にだんだんフランクフルトの文字が出てくると、SV650と離れたくないという寂しさがこみ上げてきます。ずっとこのまま乗り続けていたい、なんならユーラシア大陸横断して日本へ持ち帰りたい!なんてことを思いながら走っていたのかもしれません……というか、私はずっとそう思っていたのです。今思い出してもあの赤いSV650に会いたいです。
 
 そう思いながらも、ついに来てしまいました。SV650とのお別れの時が……。

 

スズキドイツに無事到着!
全走行距離 約1,700Km お疲れ様でした。

スズキドイツに到着する間際にこの看板を見てホッとするのもつかの間、バイクを降りて鍵を戻して……そのあとで到着を確認し合い、なぜか自然に円陣を組んで「お疲れ様でした~~」と大きな声で叫んじゃって、叫びながらもみんな涙が止まらなくなっていたのです。写真もなぜか♪真っ赤なお鼻の~となっちゃっていますがお許しを!

 

●参加メンバーのご紹介(敬省略)
名前 ②居住地 ③年齢 ④免許歴 ⑤愛車 ⑥メッセージ

谷口 佳代子

②東京都 ③50代 ④普通二輪30年 ⑤(D)MONSTER696
⑥海外をバイクで走りたかったので参加したが、観光もあってとても楽しかった。ドイツの街の中はスピード制限が徹底されていて街と外の区別がはっきりしているので走りやすかった。初めて海外でバイクで走り、日本とは違う景色の中を走りいい刺激になりました。

宮崎 富恵

②大阪府 ③30代 ④普通二輪13年 ⑤なし⑥初めて海外ツーリングに参加しました。これまで中型バイクしか乗ってこなかったので、アウトバーンのスピードに不安があったのですが、安定したパワーのおかげで、すぐに130Km巡航にも慣れる事が出来ました。宿泊ホテルも日替わりで同室になるメンバーが変わるので、毎日ワクワクでき、いろんな話をして打ち解けあう事も出来、ツーリング以外の場でも楽しめました。

柿田 安岐子

②長崎県 ③50代 ④30年中15年は子育てで乗っていない⑤(H)CB1100
⑥スタッフの皆様に感謝してもしきれないくらい素晴らしい体験をさせていただきました。ツーリングの距離、立ち寄ったカフェ、観光地、最後の自由時間、どれも完璧です。ルートも最高でしたが、ドイツの方々の笑顔にとっても癒される毎日でした。人を幸せな気持ちにする対応の仕方を学ぶことができました。

今村 亨

②東京都 ③50代 ④35年 ⑤(Y)RZV500R、(B)F700GS
⑥現地のスタッフの方々のチームワークがとてもよく、いろいろな事においての対応が素晴らしかったと思います。ドイツでは二輪車がクルマ文化の中で認められている事を走っていて感じられます。ドライバーのマナーの良さも感じられます。いつも海外を走る時は自分で考えて目的地を目指す走りばかりだったので、今回の様に現地の方のおすすめルートを走ってみたいと思っていたので楽しめました。旅行代金も参加してみて安いと感じました。

三谷 清子

②香川県 ③60代 ④30年 ⑤(Y)セロー225 (Y)MT-07 (K)ゼファー750
⑥まさに至れり尽くせりでイベント満載でした。普通のツアーでは経験できないことなど川崎さんの人脈の広さ、人徳を改めて感じました。今回のSV650もきちんと整備され安心して乗る事が出来ました。一番思い出に残るシーンは、スズキドイツの方々が全面的にサポートして下さり、レンタルするバイク1台ずつセッティングしてくださったことでした。またアウトバーンや一般道でもみんなかなりのスピードで走っていますが、それは基本的なルールをみんなが守れているからそのスピードで走れるんだと思いました。また暴走族みたいな無謀な運転や違法な改造をしたバイクは見当たらず、みんなちゃんとした装備の「ライダー」という印象を受けました。とっても優雅で贅沢なツーリングをさせていただいてありがとうございました。

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 ツーリングの後にこんなに感動の涙が出るなんて、人生長く生きているのに生れて初めての事でした。
 それだけ素晴らしいスタッフの皆さま、素晴らしい参加者の皆さま、そうしてこのツーリングを全面的にサポートしてくださった(株)スズキ、スズキドイツの皆様、そうしてJTBの長島さん、斎藤さん、JTB日本デスクの木木村さん、WIMA Germanyの皆様、そうして私たちをいろんなところに連れて行ってくれた“SV650”、素敵なツーリングをありがとうございました。
 
 バイクに乗っていたからこんなに素敵な旅ができたことは言うまでもなく、素敵な出会いもたくさんありました。
 バイクにずっと乗っていて本当によかった!と痛感した旅でもありました。
 
 この感動、もっともっとたくさんの方に感じていただきたいと思っております。
 
 
 ということで、今年もこのドイツツーリングを開催いたします。
 今年は、8月26日~9月1日(土)で、男性の方も参加可能になりました。
 
 詳細は、JTBスポーツHPにて発売中!
 
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| 川崎由美子と行くドイツ「ようこそロマンチック街道」Vol.1 |

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