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第59回「血管が欠陥の結果……ん!?の巻」の巻

 
 ずいぶん昔の話になるのですが、その当時、阿佐ヶ谷の六畳一間で、風呂なしのアパートに住んでおりました。
 おまけにココ、流しにも湯沸かし器がついていなかったんです。なので冬の寒いときのお茶碗洗いなんて大変で、いつも手が真っ赤にるんですよねぇ。
 ところがあるときふと見ると、なんと左手の中指だけ白いんです。
「も、もしかして血栓ねぇ!? ヒェ〜、血の詰まっとるバイ!!」
 あわてて洗面器にポットのお湯を入れ、手をマッサージしたらすぐに血の気が戻ったのですが、あのときは本当に驚きました。
 手だから見えたしすぐに対応できたのでよかったのですが、これがもし脳みそや心臓だったら……なんて考えたらゾッとしますよ。

 その頃は食生活がかなり荒れていまして、宅配ピザ頼んで、一人で一枚ペロリとビールで流し込んだり、毎晩のように飲み歩いたりしてひどかったんです。体重も今より7〜8kgは重かったんじゃないでしょうか。
 現在の体重は一般成人の平均より約3kg軽いので、このままこれをキープしたいと思っております。
 
 ところで、今回はなんでこんな話を書いたかというと、実は最近こんなことがあったんです。
 4月末現在、走行距離83,056kmのワタシの古くからの相棒、ホンダCB400SFなんですが、近所を走っていたとき、信号で止まっていたらなんとエンジン冷却水の水温警告灯が点いたのです。もう13年乗っているというのに、こんなの初めてなんですよ。
 でも走り出したらすぐ消えたし、ま、たまたまだろうと思っていると、次の信号でもまた点灯したので、これはおかしい、と、お世話になっているバイク屋さんに持っていったのですが、「ラジエターリザーバータンクとラジエターを繋ぐホースが完全に裂けてしまっていますねぇ、液が漏れててまったく入ってませんよ」とのこと。長年乗っているし経年疲労をおこしていたのです。かなりヤバい状態だったんですね。

 ラジエター液やガソリン。エンジンオイルにブレーキの制御オイルは、バイクにとってはいわば「血液」と同じようなものです。そしてそれらを運ぶチューブやホースはまさに血管なんですよね。
 バイクだって人間と同じなんだなぁって思いました。血管を常に若々しく保ち、液体をスムーズに流せているうちは元気でいられるということなんでしょうね。

 今回は2万円近くの急な出費で痛かったのですが、チューブの交換により、また以前のような快適な走りができるようになりましたよ。

 ワタシ自身は例の血栓のようなことがあっても、普段まったく検診など受けてはいないのですが、今回の体験があったので多少考えることがあり、近々行ってみようかなって思った次第なのであります。

 みなさんも、お体をどうぞご自愛くださいませませ。


イラスト

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