MBHCC B-6


カメラマン 志位充一
職業はカメラマン。誰にも優しい人柄で、あらゆる方面に幅広い人脈を持つ。愛車SL230でホンモノのSL(蒸気機関車)を追いかけ回す筋金入りの撮り鉄でもある。

第20回「行ってきました、デハ801」
初日の出で人気の千葉県は犬吠崎に、ご来光ではないお宝を見に行ってきました。

 みなさま、あけましておめでとうございます。今年最初のツーリングは東京から近いようで、実はそこそこ時間のかかる銚子に行って参りました。
 銚子といえば、初日の出に新鮮なお魚です。が、目的は昭和25年生まれのデハ801。元は四国の伊予鉄道600型で、1985年に銚子にやってきて主力として活躍しました。2010年に引退し、終点の外川駅に置かれていました。しかし土地柄、潮風の塩害での腐食が進んでしまい
悲しい姿になっていました。その姿を見かねた銚子商業高校の生徒さんと千葉県内の企業の協力によって、昨年暮れきれいに再塗装された、この度お披露目となったのです( )。これは会いに行かなければということで、行ってきました。


 いつものように下道オンリーで、まずは成田へ。そこかしこで飛行機愛好家のカメラが並んでいました。珍しい飛行機が飛んでくる!?  では自分も! と思いましたが、銚子はまだ先。ぐっと我慢して先に進みました。この時期は陽のある時間が短いので急ぎ旅です。


 順調にトコトコと進み、銚子市内を抜け銚子電鉄の終点、外川駅に到着です。この駅は2015年の夏頃ご紹介しました(第25回)。相変わらずまんま昭和の映画ロケのセットのような素敵な駅です。郵便カラーのスクーター(ラビット??)などもあったりします。朝の連ドラ「澪つくし」でも使われた人気の駅で、かなりの人出でした。澪つくしを知らない若い人たちが多かったので、訪れる目的も違ってきているようですね。公開されたデハ801の車内には「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」というアニメのキャラクターが飾られていましたから、こちらが目的? こちら方面は興味がないのでよくわかりません。

 

まるで昭和の外川駅。すこしきれいになってきましたか? 地元愛にあふれたホームのこのべンチ。奥には立派なトイレができてました!
構内のはずれに止まっているのが目的の鉄分です。郵便カラーのラビット? も必見です。 実際の番組は見たことがありません! が、そうなんだ!
アルミサッシになった以外は、当時のままでしょうか。 長年の潮風の影響でしょうか? アンティークな電燈はいまだ現役。
少しずつ変化がありますが、出札口の周りとその上の窓は古いままですね。この窓口で、右のお正月限定の干支入場券をゲット! 

 それよりも綺麗になったデハ801です。あまりに撮影に熱中してしまい、気がつけばメモリカードもぱんぱん。
 陽もそろそろ傾きだしたので、現役車輌の走行写真を撮影して、2018年最初の鉄分補給完了。外川の漁港近くの犬若食堂で遅い昼食です。ここも人気でライダーがたくさんいました。食後は猫を追いかけ記念撮影。いい写真は撮れませんでしたが。

 

以前はかなり痛んでいたデハ801は、新車とではいきませんが、現役時代以上に綺麗になりました。
車内は一般に開放されています。自分には懐かしいけれど、今の若い人にはどう見えるのかな? 奥にある等身大? のアニメキャラクターが自分には???です(笑)。
終点外川駅を出てすぐの学校裏を進む元京王線の現役車両。すでにこれもレトロです。 野菜高騰で、最近は一玉500円に迫るキャベツ様。沿線にはたくさんの畑があります。

 帰り道、すぐ現れるのは日本のノルマンディ? 日本離れのスケールの崖が続く屏風ヶ浦。絶景を眺め、九十九里ビーチライン(県道30号線)で東金へ。バイクで走るにはいい道ですが、もう陽も暮れたのですたこらと一路家路へ。新年のとことこ旅は無事に終了しました。

 

まさに日本のノルマンディ!? ここも人気のスポットの屏風ヶ浦。現在でも東日本震災の傷跡が残っており、立ち入り禁止になってます。
今の時期は日の出、夕陽が綺麗な銚子沖には風力発電も? 寒くなる前に家路に向かいます。今年も鉄分旅は続きます。どうぞよろしくお願いいたします。

■取材協力 ・・
   
[][Part2 第20回]
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